日本株式


日本株式運用チームの哲学

企業が新たな成長を実現するためには、ESGの課題に積極的に取り組むことが不可欠です。そうした企業の株式に投資することで、中長期的に超過収益を生み出していくことが可能だと考えます。

国内株式チームは、ネガティブ・スクリーニングとポジティブ・スクリーニングの両方を組み合わせた銘柄選択や、リスクを徹底的に管理する最適化プロセスを通じて、優れたESG方針を有する企業に選別投資することで、超過収益の獲得を目指します。

日本株式運用チームのアプローチ

代表的なESG指数とTOPIXの過去のパフォーマンスを比較すると、ESG指数が必ずしも市場全体をアウトパフォームするわけではないのは明らかです。これは、相対的に優れたパフォーマンスを達成するには、優れたESG方針を誇る企業に投資するだけでは不十分であることを示唆しています。ESG要素を投資に取り入れる際には、考え抜かれたアプローチが必要です。いかなる投資戦略にも通じることですが、ESGを取り入れた戦略において、リスクを管理しつつパフォーマンスを向上させるには、適切な銘柄選択とポートフォリオ管理が極めて重要です。

国内株式運用チームは、優れたESG投資プロセスには以下の要素が組み込まれるべきだと考えます。

  • 財務情報とESGを含む非財務情報を組み合わせて超過収益を追求。
  • 将来の収益につながり、競争力を強化するESG要素を重視。
  • 企業経営陣との徹底的なエンゲージメントを実施。

個別銘柄のCSV評価:ポジティブ・スクリーニング

当社の全ての国内株式アクティブ運用戦略には、ESG価値評価を含むCSV(CreatingShared Value:共有価値の創造)評価が組み込 まれています。CSV評価とは、米ハーバード大学経営大学院のマイケル・ポーター教授が提唱するCSV理論(社会的価値を創造することが経済価値につながるという考え)を応用し、スコア化した包括的な評価です。このスコアは、企業がESG課題への取り組みと収益性や競争力の追求のバランスを取りつつ、社会と株主の双方のために価値を生み出しているかを評価します。当社アナリストの調査においては、2013年よりCSV評価を取り入れています。

ガバナンス・リスク企業への対応:ネガティブ・スクリーニング

反社会的行為・不正、会計不正や環境・社会問題を起こした企業は、ガバナンス・リスク企業に分類されます。国内株式チームは、ガバナンス・リスクが認識された企業を投資ユニバースから除外するかどうかを決めるとともに、エンゲージメントを通じて対象企業にガバナンスの改善を促します。

ガバナンス・リスク企業に対応する業務フロー